【衝撃事実】テレビなし育児を4年間やってみたら、意外とメリットが多い話

この時期を読むと分かること

・テレビなし育児を実践したパパの感想がわかる
・子供とテレビの関係について見直すきっかけになる
・テレビなし育児を実践しようかどうか、迷っている親御さんの力になる

子育てを経験したことのあるパパ、ママ。
必ずしも通る道が子供とテレビの関係で、悩みはありませんか。

子供がずっとテレビを見ているので、叱ってしまう

子供にテレビを見せるのが、あまり良くないと思いつつ見せてしまう

自分はテレビを見て育ったけれど、自分の子供には見せたくないと思っている

テレビって楽しいから、見続けてしまいますよね。

時間を決めて「あと10分で終わりだよ」って言っても結局はみてしまいます。そして約束を守らないことへ怒ってしまう。

こんなジレンマが続きませんか。

僕たちはテレビなし育児を4年間も実践してみました。そこで感じたことを今回記事にしました。
読むと、テレビなし育児のメリットが大きいことが感じられるはずです。同じような悩みをもつ、パパママの参考になれば嬉しいです。

難しい話はありません。
お茶でも飲みながら、気楽に最後までお読みいただき感想など聞かせてください。

わが家がテレビなし育児をはじめたきっかけ

最初に、わが家のテレビなし育児を始めるきっかけについてお話します。

僕自身はテレビ大好きで育ちまして、朝から晩までずっと見ていた記憶があります。
自分の部屋にもテレビあったのですが、見すぎていたせいで途中で取り上げられました。
あれは悲しかった。

妻もテレビ見て育ちましたが、大好きという訳ではないようです。
みても好きな番組だけ。

そんな2人が結婚し、子育てを開始。
まず決めたことは、子供への悪影響があるものは避けようということ。

  • 添加物のない食材を使おう
  • 汚い言葉は使わない
  • スマホを見すぎないように

この流れで自然と「テレビ」というワードが出てきました。
テレビは育児でも言葉使いでも、大きな影響があると思ったからです。

実際に同じように考える親御さんは多いようです。

引用:ウーマンエキサイト 
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1450803398156/

「テレビが悪影響になるかどうか」はわかりません。

しかし可能性としては充分にあると判断しました。
そこで思い切ってテレビを売ったことが、テレビなしを育児を始めたきっかけです。

このあとは、育児をして感じたメリットを中心に書いていきます。
ぜひ続けてご覧ください。

【実証済】テレビなし育児で、親が楽だと感じたこと3選

4年間もテレビなし育児をしたことで、感じた答えは「親が楽になる」でした。

確かにテレビがあったほうが大人しくなるし、自分の時間も作りやすいだろうと思われる時もあったのですが、それは2歳イヤイヤ期の一瞬だけです。

2歳を越えて、子供1人である程度できるようになった今は、テレビはない方が親が楽になると感じています。その理由は以下の通りです。

1.テレビなし育児のおかげでキャラクター物を買ってとねだられない

テレビなしで育った娘は、キャラクター物の子供向け商品など「買って、買って」とせがむことは全くありません。買い物に出かけた時も、わがまま言わないのでとても楽です。

たまに「こういうおもちゃ(キャラクター)の欲しい?」と聞いてみますが、答えは「いらない」

これは他の子育てブログにも多く書かれているので、かなり効果があるのでしょう。

その理由を僕なりに考えてみました。

テレビがないので、物欲が刺激されない
キャラクターものの魅力を知らない
自分の世界観で満足している

テレビは、基本的に物を売るために宣伝している箱です。
見れば子供にもわかりやすいように伝わってくるのでしょう。

その世界を知らないということは、欲しがることをしません。
買い物も素早く終わりますし、金銭的にも得したなと感じています。

2.テレビなし育児のおかげで、自分で行動してくれる

テレビがないおかげで、何もせずボーッと過ごす時間はほとんどありません。
1人でもおもちゃで遊び、親子で折り紙をしたり、保育園の準備も自分ですべてできます。

これはテレビがないおかげで、時間が作れている恩恵です。

テレビが大好きな友人の子供をみていると、一箇所に長く座っているのでなかなか動きません。
やめましょうと言っても全く動く気配がないので、テレビは人を受動的にさせてしまうものだと分かる瞬間があります。

やはり、無いほうが自主的に行動してくれる気がします。

一方で、テレビを見せていたほうが、子供は動かなくて親が楽だという意見も耳にします。
その意見に対しては、デメリットの方が大きいと僕は感じています。

理由は次の通りです。

3.テレビを見ることで親が叱るという負の感情が生まれない

「テレビを見ていれば大人しく座っているので楽」
そんな気持ちもわかります。

それでも、ダラダラとテレビを見すぎて叱ってしまう場面もありませんか。

叱るという感情が少ない方が、子育ては心地よいものです。
言うことを聞かないから叱ってしまい、一気に家の中が険悪ムードになってしまう。

「叱る」という行為は無駄なエネルギーをかなり使います。
叱ったことでイライラして、他のどうでもいいことまで怒りが湧き、負の感情ループ。

これってかなりデメリットだと思いませんか。
ただでさえ育児ってストレスが溜まります。

テレビがないと叱る行為が少なくなる、これが親にとって非常に楽な育児に繋がります。

しかし実はテレビなし育児してみたいと思っても、意外と難しいものです。

僕が実践してみた結果を元に、実践させるコツをあなたと共有します。
ぜひ参考にしてみてください。

【必見】テレビなし育児をうまく実現させるコツ3選

テレビなし育児は、単にテレビをなくすことでは長続きしません。
これらのコツをうまく活かしていかないと、どこかで弊害が出てきます。

しっかりと読んでお役に立ててください。

1.子供だけじゃなく家族の理解も必要

テレビをなくすことは、家族全員の理解が必要です。
しかも家族というのは、子供やパパママだけではありません。

自分の両親や、相手のお義父さんやお義母さんの理解も得るべきです。

理解していない人が家にきた時に、テレビがないことを悪い事のように言われてしまう恐れがあるからです。

お金がないのとバカにされる
テレビもないなんて可哀相と言われる
テレビくらいあったほうがいいでしょうと誘惑される

自分たちの育児方針が、親世代と同じとは限りません。
むしろ全く通じないことのほうが多いです。

全員から理解された方が、自分たちの理想とする育児がしやすいです。
しっかりと理由を説明して、協力者を増やしておきましょう。

2.できる限り外で遊び、疲れさせて早めに就寝させる

テレビなし育児のコツ2つ目は、家での滞在時間を短くすることです。
そのためには、できる限り外で遊んであげてください。

いっぱい体を動かしてくる。疲れて帰ってきた夕食とお風呂を済ませてさっと就寝。
これくらいのリズムで生活できれば、テレビを見ている暇はなくなります。

もちろん、家庭環境はそれぞれ違いますので、簡単にはできないかもしれません。
できるチャンスがあれば実践してみましょう。

3.テレビと代用できるものを探す

どうしてもテレビがないと、落ち着いていられないお子さんがいる家庭は代用できるものがないか探してみるものもコツです。

音を聞いて、この音は何の音だ?と聞きながらクイズを出せる本もあります。
中でも「聞く聞くドリル」という本がオススメです。

その他にも代用品としては

  • 音楽
  • ラジオ
  • パズル
  • 塗り絵
  • プロジェクターで映像を流す

なども効果的でした。

目で見ているだけではなく、音を聞いたり手足を動かすもの。
理解できる力もつくのでおすすめです。

次は、テレビなし育児をすることで得られる、子供に対する効果を紹介します。

テレビなし育児は子供へのメリットが高いと思われる理由【4選】

ここでは、僕が体験した子供に対するメリットを紹介します。
親も楽できるし、子供にもメリットがあるのがテレビなし育児の魅力です。

1.テレビなし育児で育った子供は絵本好きになる

テレビという娯楽がないので、かなりの確率で絵本好きになります。
僕の周りのテレビなし育児を実践されている家庭も、皆さん同じことをいいますので、かなり信頼性が高い意見です。

僕の娘は絵本の読み聞かせが大好きで、食事後、もしくは就寝前には必ず読んであげます。

娘から読んで欲しいとねだりますので「早く着替え終わったらね」と、こちらがやって欲しいことをいうとすんなり言うことを聞きます。

参考までに絵本の読み聞かせに関するパパママのアンケートも乗せておきます。
テレビをなくして、子供との読み聞かせの時間を作ってみませんか。

引用:株式会社日本公文教育研究会 
ママやパパが実践する家庭での読み聞かせ」に関するアンケート

2.テレビなし育児は子供の集中力がつく

テレビがある、ない時の子供の集中力は全く違います。

自宅にテレビがないのですが、旅行に出かけた際のホテルなどでは見せているのでこちらも実証済みです。

具体的にいえば、
・ごはんを食べているときにテレビがあるといつまでもダラダラ食べます。自宅ではさっと食べて遊びたいのでダラダラ食べは少ないです。
・遊ぶときもテレビの音が気になるのか、途中で飽きてしまいます。自宅では1日1つのおもちゃで充分満足しています。

考えてみたら大人だって同じです。
テレビや雑音があれば気になるでしょう。

好奇心旺盛な子供であれば、なお集中できないはずです。
テレビがないと集中力の高い環境が作れます。

3.テレビなし育児は1人遊びが多くなって、手先が起用になる

テレビがないので、4歳の娘と遊ぶとしたら工作や折り紙、ひらがな書いたり、パズルなどです。

これら全てに共通することは手先を使うということ。

受動的に過ごす時間が、他の子供よりも少ないので手先はかなり器用だと思います。
食事用の箸も大人と同じ長さで使っています。

4歳にして卵を割る際にも殻を混ざることなく、上手に割れてます。
手先が起用で困るという人はいないので、テレビがなかった恩恵といえるでしょう。

4.テレビなし育児は会話中心になるのでコミュニケーション力も高くなる

テレビが中心で育った子供は聞く力があっても、会話する力はつかないと言われています。

それはテレビが一方的な発信なので、自分で問いかける必要がないからです。
テレビではコミュニケーション力はなかなか育ちません。

わが家ではテレビがないので、遊ぶといったら手を動かすか、おしゃべりするかしかありません。
おかげで言葉を覚えるのも喋るのも、2歳後半には大人とまともな会話ができました。

4歳になれば、大人も顔負けの主張をしてきます。
親に指示も出します、できなければダメ出しされます。

それは個性、という一言で片付けられるかもしません。
この個性を生み出したのは、テレビがなかった環境を4年間続けてきたからだと僕は自信をもって言えます。

最後に、テレビなし育児をしていると受けるデメリットもありますので2点紹介します。

テレビなし育児のデメリット

物事を判断する時にはメリットばかりではありません。
育児からテレビを話すことの悪影響も当然あります。

両方を理解して、子供にとって一番よいテレビとの関係が築けるといいですね。

貧乏だとか変わった人という目で見られる

テレビが家にないと言ったら、僕自身も何回も驚かれたことがあります。

きっと心の中では「そんなにお金ないのかな?」とか「ちょっと変わった人?」と思われたかもしれません。

子供も小学生くらいになれば、友達から同じ事を言われる可能性があります。
友達との会話にもついていけずに、ヘタをすればいじめにも合うでしょう。

子供がある程度おおきくなったら、テレビによる健康面への影響は少ないようです。
本人が希望すれば、テレビは買ってあげてもいいと思います。

その際には、テレビを見る時間や約束ごとを決めておくこともオススメします。

テレビなし育児の反動が大人になってから出る可能性がある

大人になってからも、娯楽から抜け出せない人がいます。

その原因の1つとして、子供の頃にテレビや娯楽を親から強制的に禁止されていた。
大人になったとたんに、自由への反動が大きくて抜け出せなかったとのこと。

僕もテレビなし育児を続けていきますが、最終的には子供の意見を優先したいと思います。
小学校に入ったら、友達との話題作りにも必要でしょう。

時間の分別がつき、自分で必要な行動がとれるようになる頃には、自分の意見もはっきりと言えるでしょう。僕もその意見を優先するつもりです。

育児全般に言えますが、親のエゴを押し付けるのはお互いにとって負担がかかりませんか。
主役である子供と一緒になって、楽しめるような環境を作ってあげたいものです。

【まとめ】テレビなし育児はメリットがたくさんあります

今回はテレビなし育児は親が楽になることをお伝えしてきました。

決してテレビは悪ではありません。
メリットもたくさんありますので、すぐに離れることは難しいかと思います。

ここでは、テレビなし育児にもメリットがたくさんあることもお伝えしました。

今回の記事を読んで、少しでもいいなと感じて頂けたのであればまずはテレビを見る時間を減らしていってみてはいかがでしょうか。

もしくはテレビが壊れちゃったといって数日間、強制的に見られなくしてみるという案も有効です。
案外、親が思っている以上に子供はテレビより楽しい物があるかもしれません。

強制的になくすのではなく、優先するのは子供の感性や興味。
子供のワクワクが続くような家庭を作り上げていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



お問い合わせはこちらから

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUT US

    shonan--tochi
    本名はトシアキ、 湘南在住の40歳 発酵食専門家の妻と 食べすぎ4歳の父。 異性との出会いが皆無で お見合いパーティやら一人旅、 手段を使っても出会いなし。 完全に婚活迷子の30代 さまよえる暗黒時代に 結婚相談所で奇跡の結婚 婚活に苦しんだ 経験を活かして、 自身も結婚相談所を開業し 男女の恋愛をサポート中。 《本気で結婚したい人を  全力で応援します!》